おはようございます!
◆今日の聖書◆
アブラムがエジプトに入って行くと、エジプト人は、その女が非常に美しいのを見た。パロの高官たちが彼女を見て、パロに彼女を推賞したので、彼女はパロの宮廷に召し入れられた。パロは彼女のために、アブラムによくしてやり、それでアブラムは羊の群れ、ろば、それに男女の奴隷、雌ろば、らくだを所有するようになった。しかし、主はアブラムの妻サライのことで、パロと、その家をひどい災害で痛めつけた。(創世記12:14-17)
◆どういうこと?◆
サッカーで、中学3年生が2年生の試合に出れば有利だよね。みんなは、年齢をウソついて下の学年の試合に出ても、バレなければいいと思う?・・・そんなことはないよね?たとえ人の目を誤摩化すことができたとしても、神様の目を誤摩化すことは出来ないのです。
アブラムの予想どおり、エジプトに入るとサライの美しさのゆえに、アブラムはもてはやされました。一見、アブラムが自分の妻のことを妹だと偽ったのが成功したように見えます。でも、それは長続きしませんでした。アブラムはひどい災害で痛めつけられました。神様は、アブラムの不正直さや、人々に対する恐れ、そして何よりも神様を信頼しなかったことを、そのままにしておくわけにはいかなかったのです。
もちろん、ルールに基づいた「ずるがしこさ」は必要です。ゲームが成立するためには、頭を使った、かけひきも必要だからです。
でも世の中には、ルールを無視して、目先の利益だけを求めて、ずるをして得をしようと考える人もいます。ひょっとしたら、ほんの少しだけ楽しい気分を味わうことが出来るかもしれません。でも、結局最後には、正しく行なった人が勝利するのです。
◆考えてみよう◆
1. 目先の利益だけを求めて、ずるをして得をするって、例えばどんな事があるかな?
2. 正しいことをするのと、ずるいことをするの、どっちが得だと思う?
◆ひとこと祈ろう◆
「神様、ずるではなく、ただしく行なって勝利を得ることができるように守ってください。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」
正々堂々、戦おう!
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤
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