2011年3月28日月曜日

上を目指して

おはよう!今日から春合宿です!今年一年のスタート、気持ちを引き締めて頑張っていこう!
※合宿中(4/1まで)は、メールの配信はお休みします。

◆今日の聖書◆
私は、すでに得たのでもなく、すでに完全にされているのでもありません。ただ捕らえようとして、追求しているのです。そして、それを得るようにとキリスト・イエスが私を捕らえてくださったのです。(ピリピ人への手紙3:12)

◆どういうこと?◆
サッカー選手としての向上心に、終わりはありません。

チームでレギュラーをとること。よい成績を残すこと。よい進路に進む事。プロサッカー選手になること。

もし、プロサッカー選手になったとしても、海外デビューしたとしても、日本代表になったとしても、世界最高のプレイヤーと呼ばれるようになったとしても、やっぱり「もっとうまくなろう」という向上心と努力は必要なのです。

「もうこれで大丈夫」と自分のレベルに満足してしまった瞬間から、それ以上の成長は期待出来なくなります。

今みんながいるレベルは、それぞれだと思うけど、そんなの関係ありません。ましてや、キミたちはまだ中学生。

自分がいる所から、毎日、一歩でも二歩でも成長出来きるように、今日も頑張ろう!

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、どんな時でも上を目指して努力することが出来るように力を与えてください。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

毎日成長!
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

2011年3月27日日曜日

今を生きる

おはようございます!

◆今日の聖書◆
だから、あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。(マタイ6:27,34)

◆どういうこと?◆
ジタバタしてもはじまりません。ボクたちのうちの誰が、心配したからといって、自分のいのちを少しでも延ばすことができるでしょう。

自分の手に負えないことは、神様にお任せして、あとは自分のやるべきことに集中する。そんなことを祈った、有名な祈りの文章があります。

ーーー
神よ、

変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。

そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を与えたまえ。
ーーー

これは、とてもパワフルな祈りです。

アメリカのAAというアルコール依存患者の断酒会では、これをモットーとしているそうです。


ボクたちも、この揺れ動く世界の中で、今日この一日、この一瞬を大切に生きて、地に足をつけた生活を目指していきましょう。


◆ひとこと祈ろう◆
「神様、今日やるべき事に集中し、心を込めて行なうことができますように。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

今を生きる!
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

2011年3月26日土曜日

思いやりは・・・

おはようございます。

◆今日の聖書◆
牢につながれている人々を、自分も牢にいる気持ちで思いやり、また、自分も肉体を持っているのですから、苦しめられている人々を思いやりなさい。(ヘブル13:3)

◆どういうこと?◆
相手の立場に立って考えることって、簡単なようだけど、なかなか出来ない事だよね。

例えば、この聖書の箇所に書かれているように、「牢(ろう)につながれている」ってどんな感じなんだろう。

冷たい?
寒い?
さびしい?
暗い?
怖い?
痛い?
悲しい?
くさい?

怒りがいっぱい?
むしろ死にたい?
家族に会いたい?
後悔してる?

そもそも何で牢につながれたんだろう?


「想像力」の欠如は、愛の欠如です。

今、被災地の人はどんな生活をしているんだろう?
どんな必要があるんだろう?
どんなことを感じているんだろう?

ボクたちのまわりに、1人で寂しい思いをしている人はいないかな?

今日、ちょっと想像力を働かせてみてはどうですか?

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、いつでも相手の立場を思いやる事が出来るように、想像力を与えてください。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

思いやりは、見えない所から始まる!
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

2011年3月25日金曜日

平安を残します

おはようございます!!

◆今日の聖書◆
わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。あなたがたは心を騒がしてはなりません。恐れてはなりません。(ヨハネ14:27)

◆どういうこと?◆
ボクたちは、ちょっとした事で簡単に不安になります。

あの時、アイツに言われたひとことに傷付いて、もう友達に戻れないんじゃないかと心配したり。あの時、ちょっとズルしちゃったのを誰か見ていたんじゃないかと心配したり。テストでうまく行かなくてまた怒られるんじゃないかと思ったり。自分は誰からも愛されていないんじゃないかと感じたり。

一方で不安というのは、危険を察知するセンサーでもあります。このセンサーが正常に機能すると、ボクたちは慎重になり、危機を回避出来るように行動することになります。

しかしボクたち人間はとても弱く、不完全な存在です。だから一度ボクたちの心を不安が支配してしまうと、なかなかそこから抜け出せなくなってしまうのです。


神様は、そんなボクたちに「恐れてはならない」と言います。そしてこの世とは違う「平安」を与えてくれます。平安とは、心が落ち着いた状態です。

この世界が与える平安は、一時的なものに過ぎません。しかし神様が与えてくださる平安は永遠です。その土台は、何でも出来る神様が、いつでもボクとともにいて、ボクを愛してくださるということです。それが分かると、ボクたちの心では平安が持続するのです。

この神様に信頼して、心に平安をいただきましょう。


◆ひとこと祈ろう◆
「神様、どんな状況にあっても、この心に平安を与えてください。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」


平安がありますように。
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

2011年3月24日木曜日

弱者を思いやる

おはようございます!

◆今日の聖書◆
「まことに、あなたがたに告げます。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです。」(マタイ25:40)

◆どういうこと?◆
イエス・キリストは、ある人たちにこのように声をかけられます。

「わたしは、あなたがたを祝福しよう。なぜならあなたがたは、わたしが空腹であったときに食べ物を与え、わたしが渇いていたときに飲ませ、わたしが旅人であったときに宿を貸し、わたしが裸のときに着る物を与え、わたしが病気をしたときに見舞い、わたしが牢にいたときにたずねてくれたから。」

でも、彼らには、イエス・キリストの言っていることが理解出来ませんでした。なぜなら、彼らは一度もイエス・キリストがそのような姿で彼らの前に現れたのを見た事がなかったからです。でも、そんな彼らに対してイエス・キリストは言いました。

「あなたがたが、貧しい人たち、弱い人たち、小さい人たちに行なった優しい行ないは、すべてわたしにしたのと同じ価値があるんだよ。」

彼らは、弱い立場の人たちを思いやって行動している中で、知らぬ間に神様に仕えていたのだと、イエス・キリストは言うのです。


クリスチャンとは、神様を信じて、神様に従い、仕える人たちのことです。そしてイエス様ご自身が教えてくれた、神様に仕える方法の一つは、この地上で弱さを抱えている人たちに具体的な助けを与えることです。

大きな事はできなくてもいいのです。今、目の前に見えている必要に、自分も応えていく事ができるかどうか。そのことを考えてみましょう。

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、困っている人を見たら、心を閉ざさずに手を差し伸べる事ができますように。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

思いやりは誰にでも見える・・・ね!
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

2011年3月23日水曜日

苦難の日にはどうする?

おはようございます!

◆今日の聖書◆
苦難の日にはわたしを呼び求めよ。わたしはあなたを助け出そう。あなたはわたしをあがめよう。(詩篇50:15)

◆どういうこと?◆
ボクたちの人生には、苦難がつきものです。そんな時は、ぜひ神様を呼び求めてください。神様は、必ずあなたを救い出し、助け出してくださいます。

「主の御名を呼び求める者は、だれでも救われる」のです。(ローマ10:13)

いざという時、ためらう事なく、主を呼び求められるように、普段から主を呼び求めていこう!

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、あなたの名を呼び求めます。どうか、ボクをこの困難な状況から救い出してください。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

呼び求めよう!
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

2011年3月21日月曜日

強くあれ!雄々しくあれ!

3年生のみなさん、卒業おめでとうございます!

◆今日の聖書◆
わたしはあなたに命じたではないか。強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主が、あなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるからである。(ヨシュア1:9)

◆どういうこと?◆
モーセという偉大な指導者がいました。モーセは神様と親しく語り、その声を聞く事ができる人でした。

イスラエル人は、モーセの強力なリーダーシップのおかげで、エジプトでの奴隷生活から救い出され、有名な十戒という心の支えが与えられ、信仰によって歩んでいました。

しかし今、モーセは亡くなり、ヨシュアという若者が新しいリーダーになりました。

不安を覚えるヨシュアに、神様は力強くこう語りかけたのです。

「強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。」

卒業生の皆さんは、これからエスペランサを巣立っていきます。いろいろな不安もあると思いますが、ぜひこの神様のことばを、繰り返し自分自身に言い聞かせ、神様が与えてくださる励ましによって心を奮い立たせていってください。

「あなたの神、主が、あなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるからである。」

神様は、どこに行っても皆さんの見方です。困難を覚えた時、くじけそうになった時は、ぜひ神様に助けを求めてください。神様は、絶対にあなたを見捨てません。

残されたメンバーたちも、3年生がいなくなり、心細い思いがあるかもしれません。でも、同じく新しくステップアップするチャンスです。神様に信頼して、恐れずに、力強く歩んでいきましょう!


◆ひとこと祈ろう◆
「神様、恐れや不安でどうしたら良いか分からないときでも、神様のことばによって奮い立ち、力強く歩んで行けますように。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

◆特別に祈ろう◆
「神様、原発事故の拡大を食い止めるために必死に戦っている一人一人に力を与えてください。また、被災地の方々に必要なものが届けられ、生活が守られますように。エスペランサで集められた救援物資も今日届けられます。現地に行くボランティアを守ってください。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

強くあれ!
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

2011年3月20日日曜日

5000人に食事を与えるには

おはようございます!今日はとうとう3年生の歓送会の日になりました。有意義なひと時になるようにと祈っています。

◆今日の聖書◆
イエスは言われた。「・・・あなたがたで、あの人たちに何か食べる物を上げなさい。」しかし、弟子たちはイエスに言った。「ここには、パンが5つと魚が2匹よりほかありません。」すると、イエスは言われた。「それを、ここに持って来なさい。」そしてイエスは、群衆に命じて草の上にすわらせ、5つのパンと2匹の魚を取り、天を見上げて、それらを祝福し、パンを裂いてそれを弟子たちに与えられたので、弟子たちは群衆に配った。人々はみな、食べて満腹した。・・・食べた者は、女と子どもを除いて、男5千人ほどであった。(マタイ14:16-21)

◆どういうこと?◆
目の前に広がる、お腹をすかせた群衆。成人男性だけで5000人はいる。

どうすることもできず、ボクたちはイエスのもとにやって来た。きっとイエス様なら、あっと言う間に彼らの空腹を満たす事ができるはずだ。

・・・しかし、イエスはボクたちにこう言うんだ。

「あなたがたで、あの人たちに何か食べる物を上げなさい。」

え?ボクたちがやるんですか?それに今、ボクたちの所には、パンが5つと魚2匹しかないんですけど・・・?こんなものが何かの足しになるのでしょうか?

「そうです。それをわたしの所に持って来なさい。」

そこでボクたちが、パンと魚をイエスに渡すと、彼は感謝をささげてパンを裂いた。そして、もう一度弟子たちに渡し、群衆に配るようにとおっしゃる。

・・・すごい!!何がどうなっているのか分からないけど、ちゃんとパンが全員に届けられ、しかも食べて満腹している!!


神様は、たしかに一人一人の空腹を満たす力をもっているお方だ。ボクたちの持ち物に頼る必要なんかない。

でも神様は、ボクたちの心を求めているんじゃないだろうか?ボクたちが、お腹をすかせた方々の事を心から思いやり、心からささげること自体が神様の望んでおられることなんじゃないだろうか?


これから、被災者の方々のところへ、みんなで力を合わせて物資を送ろうとしています。まずは食料が必要だとのこと。

「自分だってたった、これしかないのに・・・」そう思わないで、家族と相談してそのわずかな物をささげてみよう。きっと、神様はそれに勝る祝福を与えてくださるに違いありません。

◆考えてみよう◆
被災地のために、自分には何が出来るだろうか?

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、あなたは一瞬で5000人の空腹を満たすことが出来る方です。信頼して、自分のものをあなたにささげて用いて頂くことができますように。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

◆特別に祈ろう◆
「神様、震災で苦しんでおられる方々を守ってください。原発の電源工事も守ってください。これを機会に、日本が本当の意味で心の通い合う国になりますように。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

わずかなものでいいんです。
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

2011年3月19日土曜日

わたしを呼べ

おはようございます!今日は久しぶりの練習です。震災の影響で、まだ気持ちの乗らないご家庭もあると思いますが、ボクたちはサッカーをする事で気持ちもリフレッシュさせて、逆に家ではしっかりと家族を支えていきましょう。でも実際来るのが難しいケースもあると思いますので、その際は連絡してから休むようにして下さい。

◆今日の聖書◆
わたしを呼べ。そうすれば、わたしは、あなたに答え、あなたの知らない、理解を越えた大いなる事を、あなたに告げよう。(エレミヤ33:3)

◆どういうこと?◆
日本社会というのは、時々誰も責任を取ろうとしない風潮があります。誰もが自分の身を守る事を考え、自分には責任がないという事を主張したがるのです。

一連の原子力発電所の事故に対する対応を見ていて、あらためてその事を痛感させられています。

でも、一体ボクたちのうち誰がこのような事態が起きた時に、そのすべてを自信を持って引き受けることが出来るでしょうか。


神様はボクたちに、こう呼びかけています。

「わたしを呼べ。」


神様がそのように言う時、それは、人が「安全です、大丈夫です」と、とりあえず自己保身のために言うのとは全く違います。

最終的な責任のすべてを引き受け、命懸けで守ってくださるのです。事実、ボクたちの罪の身代わりとして、イエス・キリストはご自分のいのちを差し出してくださいました。その神様が、ボクたちに「わたしを呼べ」と語りかけてくださっているのです。何と頼りになる事でしょう!


ボクたちが信頼して神様を呼び求める時、神様は、ボクたちの「理解を越えた、大いなること」をもって、ボクたちに応えてくれます。

神様をボクたちのちっぽけな頭に閉じ込めるのはやめて、大胆に信頼して呼び求めてみませんか。

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、あなたの名前を呼びます。どうか、人では対処出来ないこの大きな問題に、あなたが理解を越えた大いなる解決を与えてください。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

◆特別に祈ろう◆
「神様、原子力発電所の被害がこれ以上広がらないように、助けてください。被災地におられる方々の生活を守ってください。そういう中で、ボクたちに出来る事、心がけるべき事に目を向けることが出来ますように。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

呼び求めよう!
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

2011年3月18日金曜日

あなたとともにいる

おはようございます!

◆今日の聖書◆
恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。(イザヤ41:10)

◆どういうこと?◆
人は一人では生きていく事が出来ません。

人との関係を築くのがへたくそで、1人で生きていく方が気楽だという人もいます。でも、そういう人であっても、たとえばネットでゆるやかなつながりを求めたりして、まったく孤立する事がないようにしています。

逆に、たくさんの人と一緒にいるようで、孤独を感じている人もいます。自分は誰からも理解されていないと感じつつ、一方で人から拒絶されないようにと日々頑張っています。でも、人の目を非常に気に過ぎて疲れ切ってしまい、ついには自分の人生に全く希望を感じられなくなってしまうこともあります。

でも、もし、誰かたったひとりでも、安心して心を開ける存在が、いつも本気で自分のそばにいてくれたなら・・・。


神様は、聖書の中で、繰り返し「わたしはあなたとともにいる」と言っています。聖書の神様は、どこか遠くに行かないと会えない神様なのではありません。良い事をしないと会えない神様なのでもありません。ボクたちの神様は、どんな時でもともにいてくれる神様なのです。

もし、ボクたちが心を開いて、この方を心に迎えるなら、神様は喜んでみんなの人生を導いてくれます。

一番信頼出来る方が、いつもそばにいてくれる。その安心感こそが、ボクたちを希望に導くのです。

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、あなたはどんな時でもともにいてくださいます。安心して毎日を過ごせるように、この心を導いてください。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

◆特別に祈ろう◆
「神様、震災で孤独を感じている方々を支えてください。また救助活動や、原発の被害を最小限に食い止めるために必死に戦っている人たちに力を与えてください。ボクたちや家族の心も身体も守ってください。正しい知恵が与えられますように。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

もう、ひとりじゃないよ!
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

2011年3月17日木曜日

1匹を捜し求める

おはようございます。

◆今日の聖書◆
あなたがたのうちに羊を100匹持っている人がいて、そのうちの1匹をなくしたら、その人は99匹を野原に残して、いなくなった1匹を見つけるまで捜し歩かないでしょうか。見つけたら、大喜びでその羊をかついで、帰って来て、友だちや近所の人たちを呼び集め、「いなくなった羊を見つけましたから、いっしょに喜んでください」と言うでしょう。あなたがたに言いますが、それと同じように、ひとりの罪人が悔い改めるなら、悔い改める必要のない99人の正しい人にまさる喜びが天にあるのです。(ルカの福音書15:4-7)

◆どういうこと?◆
1万人を超える不明者がいると言われる中で、必死の捜索がなされています。決死の覚悟で救助活動にあたっている方々には、ただただ頭が下がる思いです。

そんな中、大地震発生から3日が過ぎてから、がれきの下から生後4ヶ月の赤ちゃんが救出されたそうです。また一昨日にも、一人、また一人と救われたとの報道がなされました。暗いニュースが続く中で、たった一人でも、尊い命が救われたというニュースは、ボクたちの心に希望を与えてくれます。

イエス・キリストは、失われたたった1人の人を、自らが傷付いても、徹底的に捜し歩いてくださる方です。孤独な人、人生に行き詰まった人、生きる目的を見失ってしまった人など、この世で希望を見いだすことが出来ない方々を、心から憐れみ、彼らが救われるために十字架の上で身代わりとなって死んでよみがえって下さったのです。

ボクたちも、このイエス・キリストに見い出され、その腕にしっかりと抱かれています。1人でも多くの人が救われることが、神様の最大の喜びなのです。

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、あなたの必死の愛で、このいのちを救ってくださり感謝します。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

◆特別に祈ろう◆
「神様、被災地の方々を引き続き守ってください。一人でも多くの人が救われますように。寒さが続きます。早く救援物資が必要としている方々のもとに届きますように。また、原子力発電所の事故の影響がこれ以上広がらないように守ってください。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

あなたもその1匹です
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

2011年3月16日水曜日

そこにある助け

おはようございます!想定外のニュースが次々と入って来て心が痛みます。皆さんの心と身体、家族みんなの生活の上に神様の守りがあるようにお祈りしています。

◆今日の聖書◆
神はわれらの避け所、また力。苦しむとき、そこにある助け。それゆえ、われらは恐れない。たとい、地は変わり山々が海のまなかに移ろうとも。たとい、その水が立ち騒ぎ、あわだっても、その水かさが増して山々が揺れ動いても。(詩篇46:1-3)

◆どういうこと?◆
なぜ、こんなことが起こるんだろう・・・。人の理解出来ない問題、手に負えない問題が起こる時、ボクたちは不安になります。十分な情報が得られなくて、恐れからパニックになってしまうこともあります。

でも聖書は言います。

神様こそ、ボクたちの力です。
神様こそ、ボクたちが苦しむときに、そこにある助けです。
どんなに天変地異が起こっても、決して揺るがされる事のないお方。この神様こそが、ボクたちの避難場所です。

人間にはすぐに理解出来ないこともたくさんあります。分からない事もあります。
でも聖書は、神様に信頼するようにとボクたちに教えています。

すぐには、納得したり、平安になることが出来ないかもしれません。
でもそういう時こそ、神様に信頼することを、ともに学んでいきたいのです。

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、なぜだか分からない時、とても不安になります。でも、あなたに信頼します。この心を守り、すべての状況を守ってください。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

◆特別に祈ろう◆
「神様、震災の被害がこれ以上広がらないように守ってください。原発の事故を最小限に食い止めようと必死で頑張っている作業員の方々に力を与え、守ってください。これから寒くなるようですから、特に被災地の方々を支えてください。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

苦しみの中でも神を見上げよう。
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

2011年3月15日火曜日

あなたを守る方

おはようございます。

◆今日の聖書◆
私は山に向って目を上げる。私の助けは、どこから来るのだろうか。私の助けは、天地を造られた主から来る。主はあなたの足をよろけさせず、あなたを守る方は、まどろむこともない。見よ。イスラエルを守る方は、まどろむこともなく、眠ることもない。(詩篇121:1-4)

◆どういうこと?◆
被災地では不安な夜を過ごしておられる方がたくさんいます。

目の前で津波に家族を奪われた光景を目の当たりにした人。今も、がれきの下で誰かが助けに来てくれる事を待っている人。一命は取り留めたものの、電気も水も食料もなく、寒さの中、途方に暮れている方々。壊滅的な状況なのに、治療が受けられず、持病の薬も手に入らない人。

どうしたら良いのか、まったく見当もつかないような状況の時。ボクたちは、この世界のすべてを造られた神様に目を向けるのです。

天地万物を造られた方が、あなたの助けです。神様は、あなたの心がよろけないように支えてくださいます。

神様は、眠る事なくボクたちを守ってくださる方です。だから、ボクたちは安心して眠る事ができるのです。

神様は、まず人の心に平安を与え、歩みを確かにし、具体的な守りを与えてくださる方なのです。

この方を信頼して待ち望みましょう。

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、困難な中、ボクも神様に目を向けます。あなたの助けを与えてください。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

◆特別に祈ろう◆
「神様、被災地の方々に引き続き助けを与えてください。あなたが生きる希望を与えてくださり、具体的な助けをもって守ってください。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

神に目をむけよう!
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

2011年3月14日月曜日

ゆるがされない

おはようございます。今日から、計画停電ですね。いろいろと練習などにも影響があると思いますが、みんなで支え合っていきましょう。

◆今日の聖書◆
私のたましいは黙って、ただ神を待ち望む。私の望みは神から来るからだ。神こそ、わが岩。わが救い。わがやぐら。私はゆるがされることはない。私の救いと、私の栄光は、神にかかっている。私の力の岩と避け所は、神のうちにある。民よ。どんなときにも、神に信頼せよ。あなたがたの心を神の御前に注ぎ出せ。神は、われらの避け所である。(詩篇62:5-8)

◆どういうこと?◆
壊滅的な災害。
何かしたいと思っても、まったく役に立たない自分自身に失望し、ただ無力さだけを感じます。
ちょっと電気がつかないだけで、生活の根幹が揺るがされてしまうのに、ボクたちは何て傲慢な存在なのでしょう。

でもそんな時、ボクたちは神様に祈ります。

ただ、祈るしかない・・・。
でも実は、それほど確かで、それほど力強く、それほど安心なものはないのです。

すべての不安や心配事を神様の前に注ぎ出してみましょう。天地万物を造り、この世界を支配し、ボクたち一人一人のことを心から心配してくださる神様は、必ず人知を遥かに超えた最善へと導いてくださいます。

イエス・キリストは、痛んだ方々を見て、はらわたがキリキリと痛むほどに苦しんでおられます。そして、ご自分のいのちを差し出して、十字架でその痛みを負ってくださいました。それによって、ボクたちをいやしてくださるのです。

ボクたちの人生には、ボクたちを揺さぶる様々な出来事があります。でも、神様と神様のことばである聖書を人生の土台とするならば、決して揺るがされる事はないのです。

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、あなたに信頼し、揺るがない土台を築く事が出来ますように。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

◆特別に祈ろう◆
「神様、大震災で、多くの方が亡くなりました。なお、たくさんの方々が行方不明の状態です。昨晩、寒い中家に帰れずに不安な思いを抱えた方々もたくさんおられます。どうか、被害が最小限にとどめられ、それぞれの生活を守り、神様からの深い慰めを与えてください。また、計画停電が始まり、私たちの生活にも影響があります。どうか、力を合わせて協力していくことができますように。私たちに何かが出来るならそれを示し、勇気をもってそれを行う事が出来ますように。この国を守り、顧みてください。イエス・キリストの名前によってお祈りします。アーメン。」

心をあわせて祈ろう。
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

2011年3月13日日曜日

神のことばは決して滅びない

おはようございます。まだ震災の被害が拡大していますね。引き続いて祈っていきましょう。

◆今日の聖書◆
この天地は滅び去ります。しかし、わたしのことばは決して滅びることがありません。(マタイ24:25)

◆どういうこと?◆
いつ、どのチャンネルをつけても震災の被害の様子ばかり。さっきまで普通の生活をしていたはずの人たちが、一転して家を失い、家族を失い、職を失う。次々と目に飛び込んで来るニュースに、胸が張り裂けそうになります。

そこまで行かなくても、ボクたちが日常生活の中で土台としていたもの、たとえば電気、水、ガスなどのライフラインがなくなり、衣食住もままならなくなると、ボクたちはたちまち生活が出来なくなってしまうのです。

一体、ボクたちは何を土台としているのでしょう。もし明日、ボクたちの場所で、同じように震災が起きたらどうでしょう?

目に見えるものは、どんなものでもやがて滅びます。しかし、神のことばは決して滅びることはありません。

困難な時、ボクたちを支えてくれるのは、神のみことばです。
このみことばに信頼して生きましょう。

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、やがて滅び行く目に見えるものではなく、永遠に滅びることのない神様のことばを土台として歩むことができますように。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

◆特別に祈ろう◆
「神様、引き続き震災の被災地の方々を助けてください。原子力発電所の事故も最小限にとどめてください。突然家がなくなり、家族を失い、職を失った多くの方々に、慰めと希望が与えられますように。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

みことばが土台です
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

2011年3月11日金曜日

明日の試合について

エスペランサ・ジュニアユースの皆様

つい先ほど、連絡がありました。
明日の試合はすべて中止になりました。

お間違えのないよう、よろしくお願いします。

エスペランサ・チャプレン
佐藤賢二
エスペランサ・ジュニアユースの皆様
明日の試合についてご連絡いたします。

基本的に現在までに2年生、3年生とも中止等の連絡はありませんので、試合はあると思ってください。

なお、2年生の試合には、下記の1年生も参加してください。
(10:00本郷台駅前集合です)
井上海希
小野寺拓海
坂本貴則
代田知洋
古賀勇人
竹内夕貴

ただし明日になっても、交通機関が動いていない等の場合、急遽試合が中止になる可能性もあると思います。
万が一の場合、可能な限り速やかに連絡するようにいたしますが、間に合わなかった場合はご了承ください。

また、私からのメールが届いていない方もおられると思うので、可能な限り互いに連絡を取り合ってください。

よろしくお願いします。

エスペランサ・チャプレン
佐藤賢二

本日の練習中止の連絡

エスペランサ・ジュニアユースの皆様
本日の練習は、先ほどの地震と停電のため、中止とさせて頂きます。

皆様は家族もふくめ、大丈夫でしょうか?
それぞれの安全と生活が守られる様にお祈りしています。

通常の連絡が困難だったため、取り急ぎこちらのアドレスから連絡しています。
届いていない方もあると思いますが、ご了承ください。

エスペランサ・チャプレン
佐藤

成功したときこそ謙遜を

おはようございます!

◆今日の聖書◆
そこでその人は、ひざまずき、主を礼拝して、言った。「私の主人アブラハムの神、主がほめたたえられますように。主は私の主人に対する恵みとまこととをお捨てにならなかった。主はこの私をも途中つつがなく、私の主人の兄弟の家に導かれた。」(創世記24:26-27)

◆どういうこと?◆
神様は、このアブラハムのしもべの旅を、ひとまず成功させてくださいました。

そこで彼は、まず神様を礼拝しました。

ほとんどの人は、「困ったときの神頼み」というように、何か困難があった時にだけ神様を求めます。ほかのときは、神様に頼らなくても何でも出来ると勘違いしているのです。特に、何かに成功した時、ボクたちは高慢になりやすいものです。うまくいった時の手柄は、すべて自分のものにしたいと思います。

でも、アブラハムのしもべは、まず第1に神様の事を考え、第2に主人であるアブラハムのことを思い、最後に自分自身のことを考え、心から喜びました。

「ですから、あなたがたは、神の力強い御手の下にへりくだりなさい。神が、ちょうど良い時に、あなたがたを高くしてくださるためです。」(1ペテロ5:6)

へりくだる人は、神様がちょうど良い時に高くしてくださいます。

だから、本当に力強い人というのは、自分の身を低く出来る人のことなのです。

◆考えてみよう◆
自分は、困った時だけでなく、うまくいっている時にも神様を求めているだろうか?

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、いつでもあなたを第一として、へりくだることが出来ますように。そして本当の強さを身につけることが出来ますように。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

へりくだって高くされよう!
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

2011年3月10日木曜日

最後まで根気づよく

おはようございます!

◆今日の聖書◆
彼女は急いで水がめの水を水ぶねにあけ、水を汲むためにまた井戸のところまで走って行き、その全部のらくだのために水を汲んだ。この人は、主が自分の旅を成功させてくださったかどうかを知ろうと、黙って彼女を見つめていた。(創世記24:20-21)

◆どういうこと?◆
実際にラクダに水を飲ませたことがある方が教えてくれました。バケツに7〜8杯の水は軽く飲んでしまうんだそうです!!

このしもべが連れて来たラクダは10頭。だから、リベカが汲んだのは、バケツに70〜80杯の水・・・。しかも井戸には走って行ったとあります。フィジカルのトレーニングでも、そこまでしません!

いくら普段から優しい人であったとしても、単なる親切心で出来る作業ではありませんね。彼女は、自分の時間をささげ、体力を出し切り、喜んで犠牲を払って仕えてくれたのです。

一方、しもべはその様子を、黙って見つめていました。神様の計画が実現する事を、忍耐をもって祈り、待ち望んでいたのです。

両者に問われていたのは、根気強さです。そして神様は、その根気強さも与えてくれる方なのです。

◆考えてみよう◆
最後までやりきることが出来なかったり、つい不平や不満を言って投げ出してしまうようなことはないかな?

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、必要な時いつでも犠牲を払って人に仕える事が出来ますように。忍耐をもって祈り待ち望むことが出来ますように。根気づよく、やるべきことを成し遂げる事が出来ますように。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

最後までやりきろう!
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

2011年3月9日水曜日

選ばれる生き方

おはようございます!

◆今日の聖書◆
すると彼女は、「どうぞ、お飲みください。だんなさま」と言って、すばやく、その手にみずがめを取り降ろし、彼に飲ませた。彼に水を飲ませ終わると、彼女は、「あなたのらくだのためにも、それが飲み終わるまで、水を汲んで差し上げましょう」と言った。(創世記24:19-20)

◆どういうこと?◆
リベカは、アブラハムのしもべに水を与えただけでなく、ラクダにも水を汲んであげましょうと申し出ました。

何と、このしもべの祈った通りです!もちろん彼女は、自分がこのしもべにテストされているなんてことは全く知りませんでした。

彼女は普段から、旅人や必要を抱えた人には心を配り、自分の出来る労力は惜しまないでという生き方をしていたので、今回もその通りにしただけのことです。


あなたは、テストの時になってはじめて、あわてて普段とは違う自分を演じようとしていませんか?

サッカーでも、勉強でも、職業でも、結婚相手でも、この世の中で生きている限り、選ぶ、選ばれるという状況は必ず生じます。

チャンスが訪れた時になってあわてる事のないようにするために、誰も見ていない時の生活態度を見直してみませんか?

◆考えてみよう◆
自分がなりたいものになるためにはどんな方法があって、どんな準備が必要だろう?それは、自分自身の心の願いと合致してますか?

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、自分の理想像に近づくために毎日少しずつ努力することが出来ますように。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

神様はちゃんと見ていてくれてます!
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

2011年3月8日火曜日

惑わされない

おはようございます!

◆今日の聖書◆
こうして彼がまだ言い終わらないうちに、見よ、リベカが水がめを肩に載せて出て来た。リベカはアブラハムの兄弟ナホルの妻ミルカの子ベトエルの娘であった。この娘は非常に美しく、処女で、男が触れたことがなかった。彼女は泉に降りて行き、水がめに水を満たし、そして上がって来た。しもべは彼女に会いに走って行き、そして言った。「どうか、あなたの水がめから、少し水を飲ませてください。」(創世記24:15-17)

◆どういうこと?◆
祈ったと思ったらすぐ、しもべのもとに現れたのは、なんと非常に美しい女の人でした。

美しいことは素晴らしいことですが、男というもの、見た目の美しさに心奪われて、フラフラ〜っとなってしまう弱さがあるんじゃないでしょうか。気をつけましょう。

でも、このしもべは単なる表面的な美しさに惑わされることはありませんでした。そして、本当にこの人が神様の用意された方なのかを確かめるために、予定どおり、水がめの水を求めることにしました。

ところで、みんなは結婚するならどんな人がいいと思ってますか?結婚は、人生で最も素晴らしい祝福の一つです。今からでも、将来、自分に最も相応しい結婚相手が与えられるように、ぜひ祈ってみてください。自分の価値観が鍛えられますよ。そして、祈る分には、決して早すぎるということはありません。

「しっかりした妻をだれが見つけることができよう。彼女の値打ちは真珠よりもはるかに尊い。」
「麗しさはいつわり。美しさはむなしい。しかし、主を恐れる女はほめたたえられる。」(箴言31:10,30)

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、しっかりした妻を見つけることが出来るように、自分のうちにしっかりとした価値観を持つことができますように。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

惑わされるなよ!
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

2011年3月7日月曜日

具体的に求める

おはよう!昨日の試合も悔しい思いをしたけど、収穫も大きかったはず。この二日間の試合は自分達の財産だと思って、それぞれ学んだことを心に刻んでおこう。

◆今日の聖書◆
「ご覧ください。私は泉のほとりに立っています。この町の人々の娘たちが、水を汲みに出てまいりましょう。私が娘に『どうかあなたの水がめを傾けて私に飲ませてください』と言い、その娘が『お飲みください。私はあなたのらくだにも水を飲ませましょう』と言ったなら、その娘こそ、あなたがしもべイサクのために定めておられたのです。このことで私は、あなたが私の主人に恵みを施されたことを知ることができますように。」(創世記24:13-14)

◆どういうこと?◆
イサクの結婚相手としてふさわしいのは、どんな人でしょう。

しもべは考えた上で、一つの条件をつけて、神様に祈り求めました。

「水を求めた時、私だけでなく、私のラクダの事にも気を配ることができる、気が利いて優しい女の人。」

ボクたちも、祈る時、神様が確かに祈りに答えて下さったということを知るために、条件をつけて祈ることが出来ます。

いや、むしろ条件が明確な方がいいのです。もし、祈りが答えられた時の様子を、頭の中で細部まで生き生きと思い描くことが出来るなら、神様はきっとその信仰に答えてくださることでしょう。

祈りは具体的な方がいいのです。あいまいでは、神様もどう答えたら良いか分かりません。

自分の必要を、大胆に祈り求めてみませんか?

◆考えてみよう◆
自分が求めているものが何だか、自分で分かっていますか?欲しいものでも、将来の夢でも何でも構いません。出来るだけ、具体的に考えてみよう。

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、今、具体的に祈ります。それによって、あなたが確かに祈りに答えて下さったということを知ることが出来ますように。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン」

具体的に祈ろう!
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

2011年3月6日日曜日

どこにいっても主を認める

おはようございます!2年生は昨日は残念だったけど、とても貴重な経験だったね。今日は気持ちを入れ替えて、信じて勝利しよう!

◆今日の聖書◆
彼は夕暮れ時、女たちが水を汲みに出て来るころ、町の外の井戸のところに、らくだを伏させた。そうして言った。「私の主人アブラハムの神、主よ。きょう、私のためにどうか取り計らってください。私の主人アブラハムに恵みを施してください。(創世記24:11-12)

◆どういうこと?◆
アブラハムのしもべは今、大切な使命が与えられました。そこで彼は、具体的に行動を起こしました。


彼が、まず第一に取り組んだのは、祈る事でした。アブラハムのしもべとして、彼はアブラハムから祈ることも学んだのです。


聖書にはこうあります。
「あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」(箴言3:6)


あなたは、何かを始める時、祈っていますか?もし、みんなが卒業して、たとえエスペランサから離れていったとしても、その行く先々で神様を見上げて祈ってください。


そうすれば、神様はあなたの道を、まっすぐにしてくださいます。

◆考えてみよう◆
自分で祈ったことはありますか?なんでも自分の心にあることを、ひとこと祈ってみよう。

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、どこにいってもあなたを信じます。私の道をまっすぐにしてください。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

どこにいっても、神様は味方です!
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

2011年3月5日土曜日

決勝点を目指して

おはようございます!

◆今日の聖書◆
しもべは彼に言った。「もしかして、その女の人が、私についてこの国へ来ようとしない場合、お子を、あなたの出身地へ連れ戻さなければなりませんか。」アブラハムは彼に言った。「私の息子をあそこへ連れ帰らないように気をつけなさい。」(創世記24:5-6)

◆どういうこと?◆
パスをまわしてポゼッションすること。
シュートをして得点すること。
試合に勝利すること。
大会で優勝すること。
より良い進路を見つけること。
プロ選手になること。
人間としても尊敬される本当のプロになること・・・。

どれも大事なことですが、目先の目標を達成するために、より大きな目標を見失ってしまうことはありませんか?

アブラハムにとって、神様から与えられた一番大きな約束は『あなたの子孫にこの地を与える。』というものでした。

確かに、今は息子イサクの結婚のことが大きな問題ですが、それによって神様の最初の約束を台無しにしてしまっては意味がありません。

聖書にはこう書いてあります。
「ですから、私は決勝点がどこかわからないような走り方はしていません。」(1コリント9:26)

アブラハムは、自分の決勝点を決して忘れることはありませんでした。

みんなはどうですか?目先のことにとらわれて、自分の大きな目標を忘れてしまってはいませんか?

◆考えてみよう◆
キミにとって人生を導くような一番大きな目標ってなんだろう。今、その目標からずれたような歩みをしていないか、自分で点検してみよう。

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、目先のことにとらわれて、本当の目標を見失ってしまうことがないように助けてください。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

◆特別に祈ろう◆
「神様、オルテガさんが退院出来ました!祈りを聞いてくださり、感謝します。引き続き健康を支え、守ってください。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

決勝点を見失うな!
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

2011年3月4日金曜日

次のステップ

おはようございます!今日は、オルテガさんが退院する予定です!みんなのお祈りを感謝します!!

◆今日の聖書◆
アブラハムは年を重ねて、老人になっていた。主は、あらゆる面でアブラハムを祝福しておられた。アブラハムは、自分の全財産を管理している家の最年長のしもべに、こう言った。「あなたの手を私のももの下に入れてくれ。私はあなたに天の神、地の神である主にかけて誓わせる。私がいっしょに住んでいるカナン人の娘の中から、私の息子の妻をめとってはならない。あなたは私の生まれ故郷に行き、私の息子イサクのために妻を迎えなさい。」(創世記24:1-4)

◆どういうこと?◆
アブラハムは老人になり、神様にとても祝福された人生を送っていました。しかし、一つ気になることがありました。イサクがまだ結婚していなかったということです。

もし、神様の約束どおりなら、イサクからたくさんの子孫が出るはずです。だからイサクの結婚はとても大事なことだったのです。

アブラハムは、神様の約束が次のステップへと進むことを見すえて、決意を持って行動しました。

信頼出来るしもべに、この重要な任務を託したのです。

あなたは、約束のものを手に入れるために、常に先を見すえて行動を起こすことが出来ますか?

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、いつでも約束を信じて次のステップを見極めることが出来るようにさせてください。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

◆特別に祈ろう◆
「神様、オルテガさんの回復を感謝します!まだ完全ではないので、弱っている所にあなたが触れて、いやしてください。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

次のステップを見極めよう!
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

2011年3月3日木曜日

犠牲を払って手に入れる

おはようございます!

◆今日の聖書◆
「ご主人。どうか、私の言うことを聞き入れてください。畑地をあなたに差し上げます。そこにあるほら穴も、差し上げます。私の国の人々の前で、それをあなたに差し上げます。なくなられた方を葬ってください。アブラハムは、その土地の人々におじぎをし、その土地の人々の聞いているところで、エフロンに告げて言った。「もしあなたが許してくださるなら、わたしの言うことを聞き入れてください。私は畑地の代価をお払いします。どうか私から受け取ってください。そうすれば、死んだ者をそこに葬ることができます。」(創世記23:13)

◆どういうこと?◆
アブラハムの妻サラが127歳で亡くなりました。

アブラハムはサラを葬るため、その土地の人に墓地を売って欲しいと頼みます。するとなんと「その土地はあげるので、使って下さい」と言うのです!

「ラッキー!じゃあ、遠慮なく使わせてもらいます〜♪」

・・・とはならないで、アブラハムは、それでもお金を払ってその土地を購入することにしました。

苦労して手に入れたものには特別な愛着がわきます。しかし犠牲も払わずに手に入れたものは、それほどの価値がないと思ってしまいます。

あなたは、何か自分の必要なものを手に入れるのに、自分から犠牲を払う覚悟は出来ていますか?

◆考えてみよう◆
何か自分の必要なものを手に入れるために、自分はどんな犠牲を払えるだろうか?

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、ボクは楽な方を選びやすいですが、必要なものを手に入れるときは、あえて犠牲を払って大切にすることができますように。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

◆特別に祈ろう◆
「神様、オルテガさんが回復してきています。感謝します。引き続いていやしてくださり、すみやかに退院出来るようにしてください。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

犠牲がともなうんだね。
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

2011年3月2日水曜日

聞き従えば報われる

おはようございます!

◆今日の聖書◆
それから主の使いは、再び天からアブラハムを呼んで、仰せられた。「これは主の御告げである。わたしは自分にかけて誓う。あなたが、このことをなし、あなたの子、あなたのひとり子を惜しまなかったから、わたしは確かにあなたを大いに祝福し、あなたの子孫を、空の星、海辺の砂のように数多く増し加えよう。そしてあなたの子孫は、その敵の門を勝ち取るであろう。あなたの子孫によって、地のすべての国々は祝福を受けるようになる。あなたがわたしの声に聞き従ったからである。」(創世記22:16-18)

◆どういうこと?◆
イサクをささげることは、アブラハムにとって、神様への従順の最終的なテストでした。アブラハムは神様を信じ、その声に聞き従い、忍耐の末にテストに合格し、ようやく約束のものを得たのです。

「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負い、そしてわたしについて来なさい。いのちを救おうと思う者はそれを失い、わたしと福音とのためにいのちを失う者はそれを救うのです。」(マルコ8:34-35)

アブラハムは、一番大切なイサクを手放したからこそ、約束の実現も、喜びあふれる解放感も、そしてイサク自身のいのちをも取り戻すことが出来ました。

あなたにとって一番大切なものは何ですか?あなたが自由になれない原因は、それらが大切過ぎて、握りしめて手放さないからかも知れません。

神様を信じて手放すことは出来ますか?

◆考えてみよう◆
あなたにとって一番大切なものは何ですか?

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、あなたの声に従います。まずあなたを第一にして歩むことができますように。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

◆特別に祈ろう◆
「神様、引き続きオルテガさんの身体を支えてください。心も支えてください。神様からの平安が与えられ、すみやかにいやされ、はやくグランドに戻れるように助けてください。水分の口からの摂取が始まっていますが、スムーズに一つ一つのことが守られますように。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

聞き従い続ければ報われます!
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

2011年3月1日火曜日

主が備えてくださる!

おはようございます!!

◆今日の聖書◆
アブラハムが目を上げて見ると、見よ、角をやぶにひっかけている一頭の雄羊がいた。アブラハムは行って、その雄羊を取り、それを自分の子の代わりに、全焼のいけにえとしてささげた。そうしてアブラハムは、その場所を、アドナイ・イルエと名づけた。今日でも、「主の山の上には備えがある」と言い伝えられている。(創世記22:13-14)

◆どういうこと?◆
アドナイ・イルエとは、「主が備えてくださる」という意味です。

何か問題が起こった時、そのことで頭が一杯で、他のことが考えられなくなってしまうような事はありませんか?

たった一人の人との関係が気まずくなったとか。誤摩化していることがバレるんじゃないかとか。復讐心で頭も心も憎しみで一杯になっているとか・・・。

でも、ここに鍵があります。「目を上げて見る」のです!では、どこに目を上げるのでしょうか?・・・そう、神様に目を上げてみるのです。

すると、問題そのものを直接見ていた時には分からなかった「神様の助け」に気付くのです。

今日も、神様はキミのために必要なものを備え、キミを助けてくださいます。キミはそれに気付いているでしょうか?

◆考えてみよう◆
キミはどんな時、頭がいっぱいになってしまう?そんな時神様は、ボクにどんな助けを与えてくれているんだろう?

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、主の山には備えがあります。自分のことで頭がいっぱいになることが多いですが、いつでもあなたに目を上げることが出来ますように。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

主の山には備えあり!
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤