2010年11月11日木曜日

高ぶりの危険

おはようございます!!今日からは、有名な「バベルの塔」の話になります。

◆今日の聖書◆
さて、全地は一つのことば、一つの話しことばであった。・・・彼らは互いに言った。「さあ、れんがを作ってよく焼こう。」彼らは石の代わりにれんがを用い、粘土の代わりに瀝青(れきせい、アスファルトのこと)を用いた。そのうちに彼らは言うようになった。「さあ、われわれは町を建て、頂が天に届く塔をを建て、名をあげよう。われわれが全地に散らされるといけないから。」(創世記11:1,3,4)

◆どういうこと?◆
仲間って素晴らしいです。みんなが思いを一つにして何かをするとき何とも言えない充実感があり、みんなで協力して力を合わせるなら、ひとりでは出来なかった大きなことが出来るようになります。

でも、時々みんなで一致することが良くない場合もあります。それは、悪いことをしようとするときです。悪いことの場合は、みんなで一致して行なうと最悪の結果になります。そういう場合には、あえてまわりの空気を読まないで、正しいことを選ぶことができる心の強さが必要です。そして、良いことで一致出来る仲間と過ごすことが大切です。

ノアの子孫から再び広がっていった人間たちは、自分たちの手にした能力や技術で「何でもできる」と勘違いしました。そして、自分たちがいかにスゴいかを見せつけるために、高い塔を作ろうとしました。これは人々の高慢です。神は高ぶった人を受け入れることは出来ません。

高ぶりは、諸悪の根源です。今、自分の心に高ぶった思いがないか点検してみよう。

◆考えてみよう◆
1. 最近、何か高ぶった思いになっていることはないかな?

2. 悪いことで心を一つにしてしまうような仲間はいないかな?その空気を変えていく勇気はある?

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、高ぶることがないように守ってください。悪い仲間と一致するのではなく、良い仲間と良いことで一致していくことができますように。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

良い仲間は財産だよ!
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

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