2010年11月4日木曜日

心の痛みを無視しない

おはようございます!

◆今日の聖書◆
それから、大洪水が、四十日間、地の上にあった。水かさが増していき、箱舟を押し上げたので、それは、地から浮かび上がった。水はみなぎり、地の上に大いに増し、箱舟は水面を漂った。・・・こうして、主は地上のすべての生き物を、人をはじめ、動物、はうもの、空の鳥に至るまで消し去った。それらは、地から消し去られた。ただノアと、彼といっしょに箱舟にいたものたちだけが残った。(創世記7:17,18,23)

◆どういうこと?◆
「また宿題忘れたのか?」「また遅刻か?」「またケンカしたのか?」「またヤラかしたのか?」「またオマエか?」「・・・」

ボクたちは、いつもいつも怒られ続けていると、次第に無感覚になってきます。はじめのうちは、心から「悪かったな」と思うこともあるでしょう。でも、だんだん慣れてくると「テキトーにあやまっておけばいい」程度にしか物を考えなくなってしまいます。

「オレだけじゃない」「まわりのヤツらだってやってる」「こんなのたいしたことない」「どうせちょっと怒られるのガマンすれば終わりだ」「別に死ぬ訳じゃない」

そう自分に言い聞かせて、心の痛みを感じないようにしているのです。


ノアの時代の人々は最悪でした。でも、そんな彼らでも、みんなと同じように、はじめは「悪かったな」と思う心があったのです。それがどういう訳か、心がだんだんと無感覚になって、悪い事を「悪い」と感じないようになり、正しい事をしても悪い事をしても、人生何も変わらないと思うようになってしまったのです。

でも真実はどうでしょう?悪い事をすれば、その結果は滅びです。神様は、罪をそのまま放っておく事ができないからです。ですから、ノアの時代の人々は、みな滅びてしまいました。

それでも希望があります。ノアは神を信じて救われました。ボクたちは完全に正しいことをすることは出来ません。でも「悪かったな」と思う心を大切にして、気がついた時に神様のもとへ帰るなら、神様は必ずボクたちを守り続けてくださるのです。

◆考えてみよう◆
1. 「悪かったな」と思ったのにほったらかしにしている事はないかな。

2. 「悪いな」と思いながら、無感覚になってしまっていることはないかな。

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、悪かったと思った時、いつでもあなたに立ち返る事が出来るように助けてください。無感覚のまま滅びる人々のようにではなく、信じて救われたノアのように生活できますように。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」


心の痛みも祝福になるんだよ!
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

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