2010年12月2日木曜日

本当に頼りになるもの

おはよう!今日は、アブラムのおいのロトに焦点を当ててみます。

◆今日の聖書◆
シディムの谷には多くの瀝青(れきせい;アスファルトのこと)の穴が散在していたので、ソドムの王とゴモラの王は逃げたとき、その穴に落ち込み、残りの者たちは山のほうに逃げた。そこで、彼らはソドムとゴモラの全財産と食料全部を奪って行った。彼らはまた、アブラムのおいのロトとその財産をも奪い去った。ロトはソドムに住んでいた。(創世記14:10-12)

◆どういうこと?◆
ロトは、ソドムという、言わば高級住宅地のような所に住んでいました。これから、きっと楽しい生活をおくれるんだろうなっ♪そんな期待に胸をふくらませながら、ロトの新しい生活は始まりました・・・と思ったのもほんの一瞬。彼は、その地域の戦争に巻き込まれてしまい、王は倒れ、国は破れ、すべての財産を失ってしまったのです。

ロトが頼りにしていたものは、一体なんだったんでしょうか。・・・持ちきれない程の財産、高級住宅地。それらのものは、いざとなったら、何の役にも立ちませんでした。

「財産は激しい怒りの日には役に立たない。しかし正義は人を死から救い出す。」(箴言11:4)

ロトは、目先の利益のことばかり考え、目に見えるものだけに価値を置いていました。しかし、目に見えるものは、一時的なものです。本当に大事なものは、目に見えないことが多いのです。

さて、君は何を大事にしていますか?

◆考えてみよう◆
自分にとって何が一番大事?どんなことを大切にしていきたい?

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、目先の利益ではなく、本当に大事なものを見抜く力を与えて、それらにより頼むことができますように。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

今日一日も大切に生きよう!
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

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