2011年3月20日日曜日

5000人に食事を与えるには

おはようございます!今日はとうとう3年生の歓送会の日になりました。有意義なひと時になるようにと祈っています。

◆今日の聖書◆
イエスは言われた。「・・・あなたがたで、あの人たちに何か食べる物を上げなさい。」しかし、弟子たちはイエスに言った。「ここには、パンが5つと魚が2匹よりほかありません。」すると、イエスは言われた。「それを、ここに持って来なさい。」そしてイエスは、群衆に命じて草の上にすわらせ、5つのパンと2匹の魚を取り、天を見上げて、それらを祝福し、パンを裂いてそれを弟子たちに与えられたので、弟子たちは群衆に配った。人々はみな、食べて満腹した。・・・食べた者は、女と子どもを除いて、男5千人ほどであった。(マタイ14:16-21)

◆どういうこと?◆
目の前に広がる、お腹をすかせた群衆。成人男性だけで5000人はいる。

どうすることもできず、ボクたちはイエスのもとにやって来た。きっとイエス様なら、あっと言う間に彼らの空腹を満たす事ができるはずだ。

・・・しかし、イエスはボクたちにこう言うんだ。

「あなたがたで、あの人たちに何か食べる物を上げなさい。」

え?ボクたちがやるんですか?それに今、ボクたちの所には、パンが5つと魚2匹しかないんですけど・・・?こんなものが何かの足しになるのでしょうか?

「そうです。それをわたしの所に持って来なさい。」

そこでボクたちが、パンと魚をイエスに渡すと、彼は感謝をささげてパンを裂いた。そして、もう一度弟子たちに渡し、群衆に配るようにとおっしゃる。

・・・すごい!!何がどうなっているのか分からないけど、ちゃんとパンが全員に届けられ、しかも食べて満腹している!!


神様は、たしかに一人一人の空腹を満たす力をもっているお方だ。ボクたちの持ち物に頼る必要なんかない。

でも神様は、ボクたちの心を求めているんじゃないだろうか?ボクたちが、お腹をすかせた方々の事を心から思いやり、心からささげること自体が神様の望んでおられることなんじゃないだろうか?


これから、被災者の方々のところへ、みんなで力を合わせて物資を送ろうとしています。まずは食料が必要だとのこと。

「自分だってたった、これしかないのに・・・」そう思わないで、家族と相談してそのわずかな物をささげてみよう。きっと、神様はそれに勝る祝福を与えてくださるに違いありません。

◆考えてみよう◆
被災地のために、自分には何が出来るだろうか?

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、あなたは一瞬で5000人の空腹を満たすことが出来る方です。信頼して、自分のものをあなたにささげて用いて頂くことができますように。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

◆特別に祈ろう◆
「神様、震災で苦しんでおられる方々を守ってください。原発の電源工事も守ってください。これを機会に、日本が本当の意味で心の通い合う国になりますように。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

わずかなものでいいんです。
Vamos Esperanza!
チャプレン佐藤

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