2012年3月11日日曜日

正しい事を選び取る

おはようございます。

◆今日の聖書◆
いま私は人に取り入ろうとしているのでしょうか。いや。神に、でしょう。あるいはまた、人の歓心を買おうと努めているのでしょうか。もし私が今なお人の歓心を買おうとするようなら、私はキリストのしもべとは言えません。(ガラテヤ1:10)

◆どういうこと?◆
例えば、仲のいい友達がみんなで万引きをしようとしています。そしてみんなは、お前も仲間なんだから同じ事をするようにと要求しています。あなたはそれが正しくない事を知っていますが、ここで自分だけやらなかったらみんなから「空気の読めないやつ」「ノリの悪いやつ」と言われて、仲間はずれになるのが目に見えています。さあ、あなただったら、どうするでしょう?

聖書は「人の歓心を買うために不正を行なってはならない」と言っています。人の目を気にする心の動機は「恐れ」です。人の目を恐れて行動してばかりいると、正しい事が出来なくなるばかりか、やがてその恐れが自分自身を支配し、自分が何のために生きているのかが分からなくなってしまいます。
聖書は、むしろ「ボクたち一人一人を目的を持って造られた神様に目をとめなさい」と言っています。神様は、恐れではなく「愛」によって行動しました。神の愛は、相手のために自分自身のいのちを捨てるほどの勇気と真剣さをもった本当の強さです。それは、神のひとり子であるイエス・キリストが私のために十字架にかかってくださった事に象徴されます。

十字架を通して神様の愛を思い起こす時、ボクたちの心は「恐れ」ではなくて「愛」に満たされます。そして、正しい事を選び取る本当の強さが与えられるのです。まわりの人に流されがちな人はいませんか?大丈夫。イエス様は、あなたにもそのような強さを必ず与えてくださいます。

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、人の目ばかりを気にしていた事を許してください。いつもあなたに目を留め、正しい事を選び取ることが出来る力を与えてください。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

Vamos Esperanza!

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