2015年2月9日月曜日

許しと赦し

おはようございます!

◆今日の聖書◆
だから、こう祈りなさい。「・・・私たちの負いめをお赦しください。」(マタイ6:9,12)

◆どういうこと?◆
ゆるしには2種類の漢字があります。「許し」と「赦し」です。

「許す」というのは、許可することです。このグラウンドを使うことを許しますとか、学校に入学することを許しますとか、相手の申し出を認めることです。

一方、「赦す」というのは、相手の罪をとがめないことです。その罪を水に流すということです。相手から悪いことをされた時、「いいよ、ゆるしてあげる」と言ったとします。でもそれは水に流してあげるということで、相手に悪いことをしてもいいよと許可を与えることではないですよね。だから、この場合の「ゆるす」は本来「赦す」が正しいです。

でも、ボクたちは簡単には人を赦せないものです。自分をいじめたあいつのことを赦せますか?自分が虐待されていたとして、その人のことを簡単に赦せますか?逆に、いつまでも「オレの人生をめちゃくちゃにしたのはあいつのせいだ」と、赦すどころか恨みで心がいっぱいになってしまうのではないでしょうか。ボクたちは、自分の力で人を赦すことは出来ないのです。

でも、赦せない心は自分の人生を窮屈にしてしまいます。赦さないことで損をするのは自分なのです。でも、神様には不可能はありません。私も、イエス様の十字架の愛で赦されたのだということが分かってくると、自分も人を赦すことができるようになるのです。

◆ひとこと祈ろう◆
「神様、あなたの赦しの恵みを感謝します。私にも赦すことができる力を与えてください。イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン。」

Vamos Esperanza!

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